同級生を殴ってけがをさせたとして新潟市の市立中学校に通う中学2年の少年(14)が傷害と暴行容疑で逮捕された事件で、篠田市長は12日の定例記者会見で「いじめがあったかないかについて議論になること自体がおかしい」と市教委や学校の対応を批判した。
篠田市長は「本人がいじめられたと思えばいじめになる。全教職員がいじめの定義を再確認し、いじめを抑止してほしい」と話した。いじめと人権侵害の判定についても「外部の人材を交えたグループが必要」と述べた。
関係者らによると、被害に遭った男子生徒は先月半ばから、少年から暴行を受けており、以前から少年を中心とした数人の生徒からいじめを受けていた可能性があった。だが少年が複数の生徒を暴力の対象としていたため、いじめかどうかの判断が遅れたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000090-mailo-l15