上越市の小学校で児童が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴え、児童からノロウイルスが検出されたことから上越市はノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団で発生したとして9日から3日間学校を閉鎖するとともに、感染経路などについて調べています。
上越市によりますと、上越市五智の国府小学校で今月2日から8日までに児童56人がおう吐や下痢などの症状を訴え学校を休み、児童からはノロウイルスが検出されました。上越市はノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団で発生したとして9日から3日間、学校を閉鎖するとともに、感染経路などについて調べています。
新潟県教育委員会によりますとこの秋、ノロウイルスへの集団感染で学校が閉鎖されたのは初めてだということです。ノロウイルスによる感染性胃腸炎は秋から冬にかけて増える傾向で、ヒトや食べ物を介して感染が広がることから、厚生労働省は手洗いやうがいなどの予防対策を徹底するとともに、調理器具を清潔に保つよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033351141.html