新潟県中越地震を経験した長岡市の小学生が、東日本大震災の被災地の子どもたちと交流を深めようと、9日、宮城県に向けて出発
しました。
出発したのは長岡市立四郎丸小学校の6年生72人です。四郎丸小学校は震災のあと、同じ名前の仙台市立四郎丸小学校の児童たちに励ましのメッセージを送ったことをきっかけに被災地との交流を進めています。9日は学校で出発式が行われ、池田敏郎校長が「被災地の様子を自分の目で見て、元気にがんばろうとしている被災者の声をしっかりと聞き、どんな支援ができるか考えてください」と呼びかけたあと、児童たちはバスに乗り込んで出発しました。
参加する女子児童は「私たちも中越地震で被災しましたが復興することができました。あきらめなければ絶対に復興できるんだと被災者の人たちに伝えて絆を深めたいです」と話していました。
児童たちは11日まで宮城県に滞在し、南三陸町の仮設住宅や仙台市の四郎丸小学校を訪問し自分たちで育てた米やひまわりの種を贈って交流を深めるほか、中越地震からどのように復興していったかについて発表するということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035525131.html