10月1日、本日より田中のコラムを開始させて頂きます。
決まったテーマも無く、まさに徒然なるままに日常の出来事から政治経済、文化まで書かせて
頂きます。なにぶん、口が悪くて思慮が浅い人間なので、いろいろとご迷惑をお掛けすることも
ございますがよろしくお願い申し上げます。
・・・とごあいさつはここまでにして、ちょっと聞いてくださいよ的ことがありました。
昨日、長男を連れて某調薬局へ。
3,4人は座れる長いすに長男と私は座りました。
他のお客さんもいなかったのですが、イスの端に2人で座っていました。
そこに長男と同じくらいの子どとその母親がやってきて、受付をしていました。
受付の薬剤師さんがお店で使える小さな割引券を母親に渡した時です。
母親は一言、無愛想に言いました。
「いらない」
な、なんだ~こいつ~と思ったのですが、聞こえない振りをして長男の相手をしていました。
そして、母親は子どもの手を引き、私たちの目の前に立ち、その子どもに言いました。
「ねぇ、あんた、座りたい?座りたいの?」
「座りたくないの?座るの?」
イスには母子2人が座れるだけの十分なスペースはありませんでしたが、小さな子ども一人くらい
なら座れるスペースはあります。
これはあてつけかと思ったのですが、母子が座れるように、私は長男をイスのさらに端っこに座らせ、私も少しずれ、「どうぞ」と笑顔でその子どもに言いました。
子どもは少しニコッとして私のとなりに座ったのですが、母親は座ろうとはしません。
しかも礼も言わずに携帯をいじり始めました。
おい、このアマ、なめてんのか、礼ぐらい言えや!それが人としての礼儀だろ!不細工な顔して!
馬鹿の一つ覚えみてぇに携帯いじってんじゃねぇ、ば~か。
しかもこのガキも礼もいわねぇで、イスに寝転びやがって、頭悪ぃな。
ね、口が悪いでしょ。
でも、小心者、いや彼女よりも分別のある私ですから、そんねお下品なことは言いませんでした。
やっぱり、挨拶や礼儀、礼節をわきまえることの大切さ、人は生きているんじゃない、生かされて
いるんだということをいい大人が分からない、出来ないって恥ずかしいと思いませんか。
日本には「お里が知れる」という言葉があります。
自分だけが恥をかくのではなく、その人の関係者、環境も恥をかくということです。
相手を気遣う「江戸しぐさ」というのもありますね。
人口の多かった江戸でみんなが気持ちよく暮らすためにの知恵です。
本当の都会人ってこういうことが出来る人だと思います
自分さえ良ければ良いというのは田舎者なんですね。
だから自分だけが良ければいいという田舎の論理はそろそろやめにしませんか。
やはり大人の教育再生も必要なのでしょう。
えっ?その前に口直せって?そうですよね~。