ウォシュレットの水が止まらなくなったら、みなさん、どうしますか?
昨日のことです。
新潟の駅ビル内のトイレに入って、止まらなくなっちゃったんです。
「止まれ」を押しても、押しても、まったく反応せず、水は出っぱなし。
それでは、電源を切ろうとスイッチを探すが、、、ない。
それじゃ、コンセントごと引っこ抜いてやろうと、線をたどると、コンセント部分は壁の中に埋め込まれていて、抜くことはできない。
うーーーん、困った。
どうにかならんかと、便器の周りをキョロキョロ、下のほうまで手探りでスイッチがないかどうか確認したが、何もない。
その間にも、何度も何度も「止まれ」を押してみるが、まったく止まる気配を見せない。
さぁ、いよいよ、手詰まりだ。
どうしたらいいんだろうか?
水出しっぱなしにして逃げるしかないのか!?・・・でも、立ち上がった途端に服に水が掛ってしまって、服がびしょ濡れになっては、今度はトイレから出ることもできなくなる。
立ち上がるにしても、水から逃げることを考えながら、逃げなければいけない!!
場合によっては、尻を出したまま、ドアの外へ…なんて羽目になるかも…。
いやぁ、困った。ホントに困った。
困っている内に、時間はどんどん経過。
その間にも水は出っぱなし。
最初は温水だったのに、だんだん冷たくなってきた。
外で連れが待っている。
あまり時間が掛かると、倒れているのではないか!?と覗きに来るかも。
そうなったら、格好悪い姿を見られて、しばらく笑い者にされてしまう。
そんなことになったら、なおさらマズイ。
えぇーい、こうなったら、どうにでもなれ、お尻を出して逃げるつもりで行くぞ。
そう覚悟して手を踏ん張った時、右手が「ビデ」のボタンに触れた。。。すると、次の瞬間、ピタッと水が止まってしまったのだ。
なんじゃー、こりゃー、、、「止まれ」で止まらなくて、なんで「ビデ」で止まるんだぁぁぁぁ。
今頃になって頭にきているのですが、その時は、そんな余裕は一切なく、とにかく安堵の一語。
そそくさとトイレを出て、外で待っていた連れに、この件を話すと、大笑いされた挙句に、「今のトイレは立てば自動的に水が止まるんだから、立ってしまえばよかったのに、、、知らなかったのか!?」と言われてしまった。
ふん、そんなこと知るはずないだろ。
どこの世界に水を出したまま立つやつがいるんだ。
そんなこと知っているほうがおかしいだろうが。
そう悪態をつきながら、
もしも水が止まらなくても、フタを閉めてしまえばいいだけのはなしだったじゃないか!?
水から逃げるために、お尻出しながら逃げることを考えるなんて…ト・ホ・ホ、我ながら情けない。
人間、、、パニックになると、頭が回らないものですね!?つくづく・・・。
散々だった。