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年頭に当たって2「普段使いの重要性」

年頭に当たって…の第二弾です。

今回は普段使いの重要性をお話しさせていただき、その上で、メールを一週間に最低でも3通配信する方向に増やすことについて触れたいと思います。

大災害が発生すると、道路損壊、電気ガス停止などの被害情報に加えて、交通事故や建物火災発生など、いろんな種類の情報がいっぺんに発生します。

しかも、それらの情報は、時間とともに変化します。

それらの情報を皆さんに伝えるには、一通のメールでは、内容が多すぎて、すべてを伝えきれません。

一通で無理ならば、何通も…ということになりますが、災害時にはそれでなくとも通信が混雑状態になりますので、公益的な情報だからと言って、何通もメール発信していたのでは、皆さんの通信を邪魔することになってしまい、適切ではありません。

方法は一つだけです。

一通のメールに、いろんな種類の情報への“入口”だけを表示しておき、それを送信するといった方法です。

この方法なら、メールの本文部分のボリュームも一定範囲内に抑えられますし、受信者側それぞれから必要な情報を選んで閲覧してもらうことが可能です。

しかし、これは、送受信双方にとって、思ったより簡単なことではありません。

まず、送信側について言えば、発信の仕方が大幅に複雑になります。
一度に、数種類の情報を時系列ごとに整理して別々にまとめておき、そのそれぞれに導く入口をメール本文に作って配信する...といった具合です。

言葉で言ってしまえば、簡単そうに聞こえるかもしれませんが、
実際にやってみると、一つ一つの情報処理に、瞬時の判断が必要とされるので、決して簡単なことではありません。ましてや災害時の混乱の中で行うのですから、一層困難となるでしょう。

次に、受信側についてです。

一通のメールに、何種類もの情報の入口がある訳ですから、メール不慣れな人にとってみれば、読むのが厄介なメールだと言えます。

このように、
送受信側双方に、発信する練習、受信する練習が必要になってくる訳でして、そんな意味があって、私たちはメールの普段使いを促進しています。
殊に、送信側は、複数以上の人の誰が行っても、同じように発信できる態勢を整えておかなくてはなりませんので、それらの人たちが十分に練習できる発信機会も必要になってきます。

そこで、本年より、メール本文に数種類の情報の入口が付いた形のメールを、少なくとも一週間に3通配信することにしたいと思います。

18:00~20:00の間に、その日一日あった出来事(事故情報、不審者情報等の安全に関する情報)に加えて、新ジャンルの情報を添えて発信したいと思います。

新ジャンルとしては、月曜日にお天気情報、水or木曜日に食育や食の安全情報等々を加えていく予定です。

以上、よろしくお願い申し上げます。

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2011年01月06日 09:45に投稿されたエントリーのページです。

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