高木です。
久しぶりに長男夫婦と孫たちが帰省したので、天気も良いし「山古志」へ行こう!
と、おにぎりを作りみんなで出かけました。
先週、
3日に竹沢地区の復興住宅広場で「餅つき」をしていると言う情報を家内が聴いてきたので一番に駆けつけました。
周辺道路は車でにぎわっておりましたが駐車スペースもありすぐに止められました。
やってる、やってる、ドスンドスンと音が聞こえてきます。
孫たちも喜んで近くにのぞきに行きました。
しばらく突いて餅米に粘りが出来てくると「よもぎ」を入れまたつき始めます。
とても良いヨモギ色になりかけた頃「おい、もういいかな」と掛け声があり
おばさんたちが待っているところでくるくると丸いおもちに形がが整えられきなこがまぶされました。
私も初めてつきたての餅を食べてみましたが、とてもおいしかったです。
孫たちはおいしいおいしいと言って3ヶも食べてしまいました。
天皇陛下、皇后陛下が山古志を訪れた際に御覧になった景色です。
こごも地区で家屋が土砂に埋まった現場は今もしっかりと保存されています。
この保存に関しては国土交通省と現場の人たちでかなり激論が交わされ
「河川の中に家屋を放置してはダメだ!取り壊しをしろ!」←国土交通省
「地震の爪痕を残さなければ風化してしまう」←地元・長岡市
のやりとりがあり「特例」でそのままに出来たようです。
今日も市外から観光客が来ていましたが、口々に「凄いね~、大変だったんだろうね」と当時の様子を推し量ることが出来ます。
やっぱり残して正解ですね。
実際に見なければ何もわかりません。
青空のもと、桜が残雪をバックに散り始め、緑がきれいな風景を見ることが出来て
とてもすがすがしい一日を過ごすことが出来ました。