笠井です。
当方のメール連絡システム「メルらく網」が新潟市の有名高校で使用されることになりました。
先般、学校側より連絡があり、メール発信のデモを見せにいきました。
一時間程度のデモでしたが、十分にご理解いただけたようで、「すばらしく使いやすい」と評価をいただきました。
今後は、保護者をどのようなグループ分けにするかを話し合って、グループの定義付けの作業から入り、教職員向けの使用方法説明会、保護者向けの説明会などを経て、本格運用に入る予定です。
現状の連絡方法に関する問題意識とメール連絡の必要性をしっかりと持っておられる学校でしたが、
自分の高校時代の頃を思い出すと、高校から保護者に向けた連絡などは、小中学校のそれと比べるとずっと少なかったと思うので、本来なら、こういう意識は小中学校こそ持つべきだと思います。
いや、むしろ、高校がどうだとか小中学校がどうだとか言うこと自体が無意味なことなのかもしれません。
高校であれ小学校であれ中学校であれ、「教育」という本来の仕事以外の業務については、現状より面倒なことはできるだけ避けたいと思っているはずで、そう考えるのは当然であり、人は皆そう思うものであります。
そんな中でも、実際に「メール連絡網導入」という新しいことに取り組もうとする学校と、そうでない学校がある。
何が違うのか!?…どうやら保護者の姿勢のようです。
新潟市のこの高校でもそうでしたが、保護者から「導入せよ」という声が多く届いていたようです。
また、長岡市内で導入している学校も、やはり保護者の声がきっかけとなっていたようです。
もしも子ども達が学校にいる間に、万一大地震が起こったら、保護者達に連絡が迅速に行き渡らせることができる学校とそうでない学校では、どのような違いが生まれると思いますか?
万一の際に、子ども達の命を危険にさらすかもしれないのは、実は、その子ども達に一番の責任を負うべき保護者かもしれない!?…皮肉な状況が小中学校の現場にはあるようです。
保護者の皆さん、よくお考えください。