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東海地震・図上訓練…1

久し振りの投稿です。
“防災オタク”です。

静岡市で開催された、第5回東海地震図上訓練に、昨年(新潟災害ボランティアから参加)に続き、今年はNPO住民安全ネットワークからの代表として2/27・28の土日、参加して来ました。
(ですので、ここに報告させて頂きます。)

今回で5回目(5年目)のこの訓練、静岡県内から約250名、県外から約100名程の参加で開催されます。

有り難い事に、県内からの参加者にも交通費・宿泊費補助が有ります。

県外からは1団体1人分(上限等有りますが…)、交通費・宿泊費用を出して頂けます。

ま、懇親会参加費やら‘自慢の一品’持参やらと、それなりの出費も伴いますけれど…(笑)


実はこの会の費用負担は、静岡労金を中心とした基金を作り、そこから出ているのだそうです。

何故これだけの訓練をするのか?

東海地震 !
静岡県内を走る断層が、最大・西側が5メートル隆起すると予測されています。

その為、道路(河川に架かる橋、崖崩れ)列車等、陸路が全て不通になる可能性が有ります。

更に、相模湾が震源になると津波まで予想されています。

結果、港湾施設がダメージを受けて船も使えないかも ?

多分、ここまでで1ヶ月程度、外部の民間人は入れないのではないかと思います。

その上に、かなり古い原子力発電所・浜岡原発が有ります。

正に、砂上の楼閣 !

中越沖地震では、想定震度内でしたが、かなり危なかったと言う話しが有ります。

この浜岡原発次第では、かなりの長期に渡り民間人の現地入りが規制されます。

ま、あくまでもこれは予測の最大値で、最悪の被害の場合です。

ですので、防災意識の高い静岡県民には「助けを待つんじゃ無く、自分達で何とかしようよ(自助、地助=地域で助け合う)」って主旨です。

県外からの外部ボランティアには、上の様な最悪まで行かない場合の支援の仕方・在り方、役割担当、それと静岡県内の人に刺激や情報を与えて欲しいと言った定義付けだと思います。


本当に最悪の被害の場合には、静岡県内には入れません。

更に、放射能汚染も考えられます。

その上、神奈川・山梨・長野・愛知といった隣接県でも多大な被害が出ます。

更には、首都・東京、千葉・埼玉県でも震度6弱程度でしょう。
多大な被害が出ます。

津波被害は、太平洋沿岸・全国に及びます。

特に、愛知と四国の被害は大きいと想定されています。

以下、訓練の内容はまた次回…

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2010年03月04日 11:12に投稿されたエントリーのページです。

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