« 子どもの肥満と食育8 | メイン | 東海地震・図上訓練…1 »

町内で自主防災会を立ち上げました。

笠井です。

私の町内で自主防災会を立ち上げることになり、書類作成から防災関連備品の手配、防災訓練の準備から実行まで、何から何までやらされる羽目になってしまった。

「自主防災会を作るべきだ」と真っ先に言い始めたのは確かに私だった。
でも、だからと言って、言いだしっぺが何もかもやらされることになるのは、ちょっとどうかと思う。
そんなことをしていたら、やらされるのが嫌で誰も何も進言しなくなっちゃいますよ。

何しろウチの町内はものすごい高齢化町内で、子供会の子どもの数はゼロ、つまり小学生の保護者くらいの働き盛りの年代の人たちがほとんどいない町内だってことで、高齢者ばかりの世帯がたくさんあります。
もしも大地震が起こったら、わずかにいる私たち青年会のメンバーが助けに行かなくてはいけないのだが、普段、町内会に出てくる男性の顔は見覚えがあるとしても、その方の連れ合いの方となると、まるで顔も分からないといった始末。
こんなことでは助けに行きたくとも行けないから、せめて自主防災会を立ち上げて、訓練などを行う内にお互いコミュニケーションを取っていきましょう、、、というのが、私の提案だったのだが、高齢者の皆さんは「青年会の連中が、訳のわからんこと始めよった」程度にしか思っていないようで、自分たちのためにやっているなどとは全く気が付いてないふうで、面倒なことはすべて青年会でやってくれるのが当然…と言いたげな面々ばかり。

先般、町内会の総会に参加した私は、「青年会に任せっきりはおかしいですよ。自分たちのためなんですから、自分たちが主体となって動こうとしてもいいのでは!?」と、ズケズケ物言いの本領を発揮したところ、苦虫を噛みつぶしたような顔の町内会の諸先輩方。

高齢者の皆さん、自主防災における当事者っていったい誰なのか!?考えてみてくださいませんか。

訓練どうするか!?の前に、まずはそこから説いていかなくてはならんようで、この先が思いやられます。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://jmjp.jp/mt/mt-tb-jmjp.cgi/5556

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

※名前、メールアドレスは必須項目です。

災害時要援護者支援システムのご案内 学校ホームページの運営・支援のご案内

上記リンクをクリックした先で買い物をしていただくと当NPOに数%の手数料が入り、団体の活動費として活用されます。是非ともご協力ください。

About

2010年03月04日 04:52に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「子どもの肥満と食育8」です。

次の投稿は「東海地震・図上訓練…1」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35