消火栓...火災の際に、そこにホースをつなげて放水する。
全国的には地下式の消火栓もかなりあるようだが、私たちの周りにある消火栓は地上に出ているタイプのものがほとんどです。
なぜか?…言うまでもなく、地下式の消火栓では、冬、フタの上に雪が積もってしまうから。
いざという時、まず除雪からしなければならないような消火栓では何の役にも立ちません。
私たちの暮らす雪国では、雪対策のため消火栓が地上式にしてある訳ですが、その消火栓も雪に隠れてしまっては結局役に立ちません。
当方の特派員であり、地元では消防団員としても活躍しているAさんより、こんなメールが届きました。
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除雪車の通過後など、雪が消火栓を覆い隠してしまっていると、万が一の火災の際に消火活動の妨げとなることがあります。
消防署の職員が地元の消防団員などと一緒になって、見回りや巡回を兼ね、それらの除雪作業を行っているのですが、消防団員も昔と違い7割くらいが会社員であることなどから、なかなか手が回っていないのが現状です。
つい昨日も前田1丁目で建物炎上火災がありましたが、いつ私たちの近所でも火災が起こらないとも限りません。
その時、消火栓が雪に埋まっていて、どこか分からない状態だったら、どうしますか?
被害は皆さんにまで及ぶかもしれません。
そこで、皆さんのご近所の消火栓は、できるだけ皆さんで見回ってください。
消火栓の箇所だけの部分除雪でも構いませんので、ご協力よろしくお願いします。
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