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みこし解体

笠井です。

私たちは町内の青年会で長岡祭りのみこし渡御に参加しているのですが、
祭りから一週間経過した一昨日の日曜日、組み立てたみこしの解体作業を行いました。

近所の神社の境内を利用しての朝からの作業…朝と言ってもジメっと蒸し暑く、汗を吸ったシャツはまるで雨に降られたかのようになってしまった。
おまけに蚊の大群に襲われ、体中あちこち虫刺され状態。
汗のオイルたっぷりの肌に、よくぞ止まって、よくぞ血を吸っていったものだと妙な感心をしつつ、、、ようやく作業を終了した。

例年のことなのですが、今回もみこしの担ぎ手集めにひと苦労しました。

町内の青年会のメンバーは全員で10人くらいしかいない。
だけど、みこしは50人以上の担ぎ手が必要。
そんな状況で参加するということ自体が、そもそも無謀なことなのかもしれないが、それでもどうにかこうにか20年近く続けてきたのだから、ここまで来たら「伝統の継承」という意味においても何としてでも続けていかねばならんという気持ちも生まれ、ほうぼうに声を掛けて、何とかかき集めている状況でした。

10人メンバーがいれば、一人当たり3人か4人ずつ集めてくれば、それで50人くらいは簡単に揃うはずなのですが、現実にはそう上手くはいきません。
一生懸命声掛けまくって20人近く集めてくる人もいれば、一人も集められない人もいる。

メンバー一人一人は皆同じ気持ちで参加を確認し合っているのだから、皆が一様に努力をすれば、多少の困難なんのそのなのですが、現実には、誰かに負担がかかって、誰かが手を抜いているという側面も否めない。
まぁ、人が集まって何かをしようという時は、ほとんどの場合、こういうことになるなのかもしれないが、割り切れないものが残ることも確かだ。

普段のNPO活動で、当事者意識をいかにして感じてもらうかと頭を悩ませている私ですが、
たった10人の町内の会でも、一人一人にやる気を持ってもらうことが大変なのに、当NPOの1万3千人超にどうやってそれを伝えていこうと言うのか?

我ながら、すっごく無謀な試みのように感じてきました。

でも、いまさら止められない…これもみこしと一緒だ…はぁー(ため息)

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コメント (1)

来年のお神輿には、こっそり参加させてください。

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2009年08月11日 04:39に投稿されたエントリーのページです。

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