笠井です。
障がい者に安定的な仕事の供給を目指して共同受注に取り組んでいる福祉作業所のネットワークC-nets。
先月、その仲間で久しぶりに集まり、お酒を飲んで大いに盛り上がった。
彼らは、福祉に情熱を傾けている素晴らしい人ばかりで、障がいの子を持つ親である私たちにとって神様のような存在。ホントに有難い。
彼らがいなければ、障がい者の未来は真っ暗。
だから、私たち障がいの子の親は、彼らをもっと大切にしなければならない。
親としてできる協力は何でもして、彼らが気持よく働ける環境を作っていきたいものだ。
先日、C-netsに加盟する一つの作業所の施設長と一緒に、加茂市の、ある会社に営業活動に行ってきた。
私は営業畑でずっとやってきたので、殊、営業に関しては彼らより数段スキルが高いと思っている。
なので、営業に同行して、余計なおせっかいをしているという訳である。
こんなふうに、障がいの子の親たちがそれぞれの得意分野で彼らに協力すれば、彼らはもっともっといろんなことができるようになるのだろうと思う。
それが結局、私たちの子ども、障害の子ども達に反映してくるのだから、親たちは喜んで協力するべきだと思う。
ところが、障がいの子を持つお父さんお母さんは、どちらかと言うと、正反対のことをしている場合が多いらしく…。
福祉施設の職員が「良かれ」と思い提案することに対して、「新しいチャレンジはしてもらわなくていい」とか「子ども達には居場所さえあればいい」とか言って、ストップを掛けてくる親が多いということなのである。
まったくもって情けない話だなぁ。
いったい何を考えているのだろうか?
自分たちが死んだ後、子ども達がどうなるのか考えたことがないのだろうか?