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積乱雲に注意

山口県では「ゲリラ豪雨」が多数の死傷者を出し、群馬県では「たつ巻」が甚大な被害を生んだ。

ゲリラ豪雨もたつ巻も発生件数はここ数年確実に増えているようだ。

一昨日のテレビ報道で環境大臣が「原因は地球温暖化にある」と、個人的意見として述べていたが、本当にそうなのだろうか!?

いずれにしても、ゲリラ豪雨も竜巻も積乱雲がもたらすことは間違いない。

地面付近の暖かい空気が上昇すると、上空の冷たい空気とぶつかり、上下の空気が混じり合う対流が発生する。
この時の空気が湿ったものであれば、空気に含まれる湿気・水分が凝結して雲になります。この雲が積乱雲となる場合がある。
積乱雲は垂直方向に発達するため、雨の時間は短いのですが、1時間に100ミリを超すの猛烈な雨を降らすこともある。

積乱雲は、一般的には山沿いに発生しやすいものであったが、最近では、ヒートアイランド現象の影響で都市上空でも積乱雲が発生しやすい状況にあると言われている。さらに、それらは発達するスピードが数分~数十分と急速なため、予報は極めて困難だということらしい。

今日はジメジメしているなぁ。湿気が多いなぁ。
そう感じたら、空を見上げてみよう。
そこに積乱雲がもくもくっとあったら、ゲリラ豪雨や竜巻が起こる可能性があるので、十分に注意しよう。


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コメント (1)

ムササビ:

局地的な豪雨は予報が難しく、現状の把握すら困難な場合があります。
つい数日前、長岡市古正寺で、バケツをひっくり返したような激しい雨が降ったことがあります。
同じ時刻に関原や宮内は晴れていました。
ネットで雨雲の画像を見ても、点のように小さな雨雲が長岡にひとつだけある状態。とても激しい雨には見えません。
梅雨末期などは大気の状態が不安定ですから、注意が必要ですね。
竜巻などの情報はメール配信の対象として、大変価値あるものだと思います。

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2009年07月31日 04:38に投稿されたエントリーのページです。

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