笠井です。
本日、あるタクシー会社の社長さんとバッタリ会いました。
タクシー社長さん
「昨日の行方不明者の情報メールについてなんだけど、、、実は、同じ案件の情報が警察からタクシー会社各社に送られてきたんだ。ところがさー、その情報には顔写真はおろか本人の名前すらなかったんだよ。その情報を見た時、この程度の情報でどうやって捜せって言うんだ!?と思って、正直なところ言うと、放ったらかしにしていたんだ。ところが笠井君のところから送られてきた情報メールには顔写真も本人の名前も掲載されていた。あれは、いったいどうなってるの?」
笠井
「私のところに情報を提供してきたのは警察ではありません。行方不明者の関係者から直接依頼があったんです。写真も名前もとにかく何でも公開してもらって構わないから早く見つけることに協力してくれってことだったんで、そのように発信したんですよ。」
タクシー社長さん
「なるほどねー、そういうことだったんだね。警察の場合はおそらく、個人情報絡みで後からケチを付けられるのを恐れて、公開する情報を意図的に制限したのだろうけど、人一人の命が掛かっているんだから、本来ならそんな悠長なことは言っていられないはずだよね!? それにもかかわらず制限せざるを得ないのは、ある意味、行政の限界を感じさせるが、それに比べて、笠井君たちのやっていることは凄いねー。民間ならではの良さが存分に発揮できているねー。」
私は別に、ウチが凄いとか、行政には限界があるとか、そういうことを言いたい訳では決してありません。
個人情報保護法案が施行されて以来、それに過度に反応する人達が増えてきた。
しかし、ちょっとだけ考えてみてください、もしも個人情報の取扱を気にするあまり、人一人の命を救えなかったとしたら…。
個人情報とは人一人の命の重さより重いものなのでしょうか?
いかがですか?皆さん。
ちなみに、今回の情報については、
行方不明者ご本人のお名前及び顔写真を掲載しましたが、発見された翌日にご家族から発見時の状況報告をいただき、その情報をサイトに掲載した時点でお名前・顔写真の両方をサイト上から削除いたしました。