選挙が終わり、再選を果たしました。
けれど、娘は今でもちり紙交換の車が通ると、街宣車と間違えて「とーたん」と車を追いかけます。
娘の選挙はまだまだ終わっていないようです。
選挙で娘に寂しい思いをさせたので、三人で出かけて植樹のイベントに参加しました。
植樹をした木の横の杭には、「桑原望、美雪、夢」と三人の名前を記し、横の部分に私は「念ずれば花開く」と、妻は「正直に生きよう」とそれぞれ座右の銘を書きました。
娘に「座右の銘は何?」と聞くと「ミッフィー」との答えです。仕方なく杭には「ミッフィー」と書きましたが、それにしても座右の銘が「ミッフィー」とは娘はどんな人生を送るのでしょうか。
まだ二歳になったばかりの娘ですが、最近では「あかちゃんじゃないもん」と言い張ります。(立派なあかちゃんですが)
これはきっと弟か妹が欲しいのだろうと思って、娘に「弟か妹欲しい?」と聞いてみました。
すると娘は「ミッフィー ほちい」とまたもやミッフィーが登場です。さすがに妻もミッフィーは産めません。
もう一度娘に聞いてみると「いもうと ほちい」との答え。どうして妹が欲しいか聞くと「いもうと ごはん にんじん」との答え。どうやら娘が欲しいのは「妹」ではなく、大好物の「おいも」のようです。
「色気より食い気」という言葉がありますが、娘はまだまだ「妹よりもおいも」のようです。
さて、「選挙が終わったら二人目」という公約を守れるかどうか、それはコウノトリにしかわからないようです。