笠井です。
事務局にこんな問い合わせが…
「同じ会社で数人が登録しているんだけれど、メールの届く時間が、時に20分近く開いてしまうことがあるが、なぜ?」
以前にも別の方から同様のお問い合せをいただいたことがあり、その時も本ブログで回答をさせていただきましたが、もう一度ご説明しておきます。
まず、
現在の12,120人(本日現在)の会員に一斉配信する際、配信テーブルに12,120人をいっぺんに載せて配信したのでは、携帯電話事業者から迷惑メール業者と誤認されて一発で回線を切断されてしまいます。
回線を切断されない程度の人数はいったい何人なのか!?それは決して公表してくれないので、1,000人なのか!?500人なのか!?100人なのか!?まったく分からない。
その設定を変更するのは携帯電話事業者の自由だから、たとえば仮に今のところ500人(?)だったとしても、いつ100人や50人にされてしまうかもしれない。
そこで、私たちは、12,120人をできるだけ細かく分けながら、それでいて、自動システムで手間を掛けず、できるだけ迅速に全ての会員宛にメールを配信仕上げてしまわねばならない。
全体一斉配信をシステムに命令すると
↓
システムはある程度の人数をまとめて配信
↓
ほんのちょっとだけ休憩
↓
また、ある程度の人数をまとめて配信
↓
また、ほんのちょっとだけ休憩
↓
また、ある程度の人数をまとめて配信
…と、こういった動作を、システムが自動的かつ迅速に繰り返します。
12,120人すべてにメールを配信するには、この動作を何回も何回も繰り返さねばならない。
だから当然のごとく、最初のまとまりに入った人と最後のまとまりに入った人では時間差が生じてしまうのです。
また最近では、皆さんに届くメール一通一通に、各々の登録証を添付することで、登録証からの情報提供を求める機会も多くなりました。
メールが届き、詳細情報のページを開いたとき、ページの最下部に「あなたの登録証」というテキストが表示されているメールが、登録証を個別に添付した時のものです。
この場合は、すべてのメールに、受信者それぞれに対応する登録証を添付して送信するというとても面倒な作業をシステムがこなしています。
こういった配信の仕方をすれば、一層時間が掛かるということはご理解いただけますね!?
「まとめて送っちゃえばいいじゃん」と、簡単に考えていた皆さん、
なぜ時間差が発生するのか、ご理解いただけたでしょうか?