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まちのトイレ

笠井です。

いったん外出すると、ゆっくりトイレに入る場所がなくて困ることありませんか?

長岡には「まちの駅」って言うのがありまして…。
市内にもそれに加盟しているお店がいくつかある。
お店の前には幟が立っていて、そこには「トイレ」のマークがある。
「まちの駅」には、トイレを貸してあげるっていう約束ごとがあるらしい。

これ、確かに納得。
移動することの多い人間にとっては、トイレに困ることがあって、その重要性に気が付いている。

でもなー、いくらなんでも、「トイレだけ貸してくださーい」って入っていくのも、ちょっと入りにくいよなー。
第一、落ち着いて、入っていられないしなー。
などと、思っていたものでした。

私の経験上から言わせて頂きますと、東京って案外困らないんです。
歩いていると、そこらじゅうにホテルがあって、そこに入れば、キレイでゆっくりくつろげるトイレがある。

ところが、
たとえば新潟市に車で行った時などは困る。
東京作戦でホテル狙いは、車の停め場所に困るし...
コンビニのトイレは、次から次へ、ドアをコンコンとノックされて、落ち着いて入っていられないし...

皆さん、ご存じでしたか?
日曜日の病院の外来病棟のトイレは、誰も来ないので、とても落ち着ける場所だということを。

新潟市には、娘が白血病の時に一年間闘病した病院がありまして、看病していた時の経験から、どの病棟のどこにトイレがあってどこが洋式かとか、そんなことまでばっちり分かっていたものですから、実は、今でも新潟に行くと、時々使わせてもらっていました。
入院患者でもないのに、勝手に、トイレだけ借りに入るのは、ホントはいけないことなんですが…。

今日も新潟市に用事がありまして、移動中にトイレに行きたくなったものですから、いつものように、その作戦で行かせてもらいました。

そもそも日曜日の外来病棟は真っ暗で、普通の人なら、気味悪くて入っていかない感じ。
誰もいない待合を通る。
ここは、家族の死に直面した付き添い者が、人に見られないように涙を流しに来る場所でもある。
あーそう言えば、このイスに悲しい気持ちで座っていたことが、俺にもあったっけなー。
今、こんなふうに、トイレだけ利用しに(何度も言うようですが、ホントはいけないことですが)来られるのも、ウチの娘が病を乗り越えてくれたからなんだなー。
などと感傷に浸りながら、真っ暗な廊下を我が家のようにスイスイと、いつものトイレに一直線。
そして、いつものようにトイレ入口の電気のスイッチを…あれっ?スイッチ押しても電気が点かないぞ。
そんなはずはないのになー...おかしいなー...だいたい、このスイッチ、新しく替わってるぞ...何度押しても、やはり点かない...ダメだ!

どうやら、わざわざスイッチを替えてまで、勝手に電気を点けられない仕組みにしたようだ。

県立の病院でさえ、こんなふうに節約しなければいけなくなったんだなーと、妙な感心をしながら、、、うーーーん、困った。
意味なく病院内を、「ここは、未だに和式のままじゃないかー、ダメだ」などとトイレをチェックしながらウロウロする不審者に…結局、困ったまま、次の予定が始まる時間になってしまった。

トイレの重要性を再認識。

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2008年11月23日 23:49に投稿されたエントリーのページです。

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