新潟市で横断歩道を渡っていた小学生が乗用車にはねられケガをした。
「登校中の小学生の列に車、児童3人軽傷…新潟」
現場は信号機のない交差点。
片側一車線道路で交通量は多いが見通しは良く、通学路になっている。
登校中の小学生が横断歩道上で車にはねられる事故は、同市で10月30日にも発生している。
二件とも、小学生が交通ルールを守り、ドライバー側の前方不注意が原因とみられている。
実は私、
「道路を横断する時は、横断歩道を渡らなくてはいけない」などと、子どもに教えたことが一度もない。
横断歩道を渡っていても、歩道で信号待ちしていても、車が突っ込んでこないとは限らない。
横断歩道さえ渡っていれば安全、赤信号は止まれ、青信号は渡れ、信号を守っていれば安全などと、うかつに子どもに教える訳にはいかないとさえ思っている。
私は、子どもにこんなふうに言ってきた。
「信号が青信号でも、安心していたらダメだ!逆に、赤信号でも絶対に安全だと思ったら、渡りたきゃ渡れ。だけど、その時は罰を受けろよ。」
「横断歩道はたいがいの場合、交差点にある。交差点は一番危ない。だから横断歩道を渡っていれば安全などと絶対に思うな。逆に、横断歩道のないところでも、何度も左右を確認して、絶対に安全だと思ったら、そこを渡るほうが、よっぽど安全だ。」
こんなこと堂々と言っていると、警察や学校から怒られてしまうかもしれませんが、
実際に、ルールを守って横断歩道を渡っていた小学生がルール無視の車にはねられる事故が立て続けに起こっている。
交通ルールを説く前に、自分の命は自分で守れ!と、しっかりと子ども達に教えていきたいと思っています。