笠井です。
今まで作っていなかった団体規約を、ここで改めて作成し、さらに発展を目指そうという生産的な会議だった。
こういう面倒臭い議題で会議を行う時には、やはりこの人、金子洋二さんの出番だ。
昨年まで、NPOサポートセンターの事務局長だった彼は今、C-netsの中心的存在「NPO法人あおぞらポコレーション」(無認可の小規模福祉作業所から昨年NPO法人化)のスタッフでもある。
どんな会議でも、さすがの進行ぶり。
福祉作業所が束になって、仕事の能力を上げる。
そして、各作業所のスタッフがそれぞれ営業を行い、皆のために仕事を獲得してくる。
まったく別々の福祉作業所が、このような形で協力しあって仕事をしていこう、などという仕組みが、今までにあっただろうか!?
手前味噌ですが、素晴らしいと思いませんか!?
会議の後半には、ある作業所の施設長から、
「国体に絡めて、こんな商品を企画・販売しようと思っていますが、皆さんの意見を聞かせてください。」と議題提示があり、実に前向きで頼もしい話し合いが行われた。
「考える」より「やってしまえ」でグイグイと推し進めてきた本事業でしたが、推進役の私でさえ、正直なところ、どうなるものやらと不安を感じておりました。
しかし、何とかここまで来た。
福祉の世界の人たちは、新しい試みに対して実に慎重なのだが、よくぞここまで来たものだ。
この調子でまとまりを強めて行けば、きっと面白いことになるだろう。