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《中越市民防災安全大学》救命のリレー

今回の中越市民防災安全大学の講義は「応急手当」。
長岡の救急隊が119番通報をもらって現場に到着するのが平均6分。
この6分間に救命処置がされていれば、命の助かる確率は30%。
この6分の間に、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の処置が施されているか?これが生死を左右するのである。

【救命処置の流れ】
○傷病者発生

○反応を確認
軽く額に手を当て熱などを確認しながら、肩などを叩きながら、耳元で「大丈夫ですか」などと声を出して反応を確認する。
その際に声の大きさを「小」から「大」へと段階的に大きくしていき、反応があった時に、どの声の段階で反応があったかを、119番に知らせられればベストなのだそうだ。

○助けを求める
反応がなかった場合、周りにいる人に大声で助けを求めましょう。
「おーい、誰か、救急車を呼んでくれー」
「おーい、誰か、AEDを持ってきてくれー」

今は誰でも携帯電話を持っている時代ですから、救急車を頼まれても慌てることはないでしょう。
しかし、もしも、あなたが「AEDを持ってきてくれ」と頼まれたら、どうしますか?
AEDって言われても、えーっと、そんなものどこにあるんだー?とパニックになってしまって時間が掛かってしまっては、せっかくのAEDも役には立ちません。
自分の周りでAEDを置いてある所がどこなのかを把握しておく必要があるようです。

○気道を確保する
あごを上にあげて、気道を確保する。

○呼吸を確認
「見て」「聞いて」「感じて」呼吸を確認。

呼吸がなければ、

○人工呼吸
口から口へ大きく息を吹き込む。
この時、鼻を塞ぐのを忘れずに!
どんなに強く息を吹き入れても鼻から抜けてしまっては人工呼吸になりません。

大きく二回息を吹き入れたら

○胸骨圧迫
すぐに胸骨圧迫に移る。
胸の真ん中の太くて丈夫な骨(胸骨)を、4~5㎝下に押すくらいの強さで30回、1分間に100回くらいのスピードで。

[人工呼吸→胸骨圧迫]を最低でも二分間は繰り返す。

訓練では、ここで、
先ほどAEDを持ってきてくれるように頼んでいた人が、AEDを持ってきてくれるという設定だった。

ここからAEDの操作へと移る。

この後は、次回の投稿で…。

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コメント (1)

ALBY:

傷病者発見
  ↓
周囲の安全の確認
   が抜けています。
これを怠ると二次災害に巻き込まれかねません。

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2008年08月12日 08:54に投稿されたエントリーのページです。

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