仕事の関係で朝から越後三山のひとつ、駒ヶ岳の麓へ行ってきました。
今日は梅雨の晴れ間で、写真のような快晴。
ところが・・・
一緒だった空撮を得意とするカメラマンがこんな話をしていました。
『ひと口に“晴”れと言っても、今日のような天気は晴れていても見えない。
カメラマン的には本当の“晴れ”ではない。
スカッと遠くまで大気がぬけている状態をはじめて“快晴”と呼ぶのだ。』
空撮をしていると大気の霞み具合が手に取るように分かるそうで、
今日のような天気は一年中何日もあるが、
大気がぬけるような本当の“快晴”は年に何日もないとのこと。
そればかりか、地球温暖化やその他諸々の影響によって、
ここ数年は大気の霞みが慢性化してきていて、
本当の“快晴”がほとんど見られなくなってきているというのです。
なるほど、地上では同じ“晴れ”でも
空からじゃないと見えない“快晴”があるんですね。