絆ーKIZUNA-は国境を越えて
と題して市民センター地球広場で報告会がありました。
挨拶する
長岡市国際交流センター 羽賀友信センター長
国際復興支援「チーム中越」の運営委員として参加してほしいと依頼があり
私も「中越防災安全推進機構」の理事に名前を連ねている関係から「私でも良いなら」と言うことでお引き受けいたしました。
今年に入って
ミヤンマーサイクロン
中国四川省大地震
岩手宮城内陸地震 と想像をはるかに超える天災がありました。
CODE海外災害援助市民センタースタッフの吉椿雅道さん
現地に入った方の報告会ですのでとても訴える力があります。
CODEとは
阪神・淡路大震災がきっかけで生まれたNGOです。
Citizens towards Overseas Disaster Emergency の英語の頭文字を並べた名前で、あの大震災のときに世界70ケ国からの援助を受け、「困ったときはお互いさま」という言葉があるように同じ年に起こったサハリンの大地震にKOBE被災地の多くの市民が救済活動に立ち上がり被災者を支援したそうです。「痛みの共有」が原点になったとの事。
2002年1月に発足したNGOですが次から次へと起こる災害に活躍しています。
想像を超える破壊状況
四川省から長岡技術科学大学へ留学している
徐世偉さん
ミヤンマーサイクロンの報告
やはりミヤンマーから長岡技術科学大学の留学生
ライン・ミン・ウーさん
ミヤンマーからの留学生は政府の会議で承認されないと留学できないほどの優秀な学生だそうです。
彼も帰国すれば相当な地位に着くのではないかと、、、
ミヤンマー政府は色々と難しい局面なので我々が勝手に「ウーさん」を支援すると政府からの弾圧が加えられるのではないかと、羽賀センター長は心配しておりました。
その後、「国際復興支援 チーム中越にもとめられること」と題してシンポジウムが行なわれました。
右からCODEの代表 村井雅清さん、造形大学 平井教授、四川省大地震に現地入りしたCODEのスタッフ吉椿さんで行なわれました。
「現地の人の思いにつながる支援」をやっていかなければ「支援、支援」と言っても
逆に迷惑になる。上からの目線でなく横の目線で一緒にやっていくことが必要である、との
意見が出ていました。
運営委員会の立ち上げと支援活動を同時進行して進めていかなければなりません。