携帯電話を持つ中学2年生の12%は顔を知らないメール友達が5人以上、
小学5年生では9人に1人が深夜、携帯メールをしているという。
日本PTA全国協議会が行った「子どもとメディアに関する意識調査」。
その結果、小5の19%、中2の43%が携帯電話(PHSを含む)を持っていた。
メールの相手として、
中2では「インターネットの掲示板などで知り合った人」が8%、
12%が「会ったことのないメル友が5人以上いる」と回答。
「親の知らないメル友がたくさんいる」も35%いたそう。
この結果を見て、
携帯電話を使った犯罪に巻き込まれる子どもがこれ以上増え続けるのを、
しっかりと食い止めなければならない時期にきているように思う。
フィルタリング機能を最大限有効活用する一方で、
規制することだけにとらわれず、子どもたちの世界を理解し一緒に話し合ってあげるとか、
共感してあげることも大事じゃないだろうか。
どんなに規制をかけても、犯罪は必ず抜け道をみつけ巧妙な手口で現れるであろうから・・・
平行して必要なのは、子どもたちに危険性を教えることだ。
やはり、家庭が大きな役割を果たさなければいけない。
まずは親子の会話から。
子どもからいろんな話を聞く機会を増やしたいものだ。
顔の知らないメル友のことを家族で話題にできるようになれば、
会話の中で、見ず知らずの人とメールのやり取りをするときは
十分注意する必要があるんだと、しっかりと教えることができるだろう。