総務省情報
●青少年を有害サイトから守ります!
携帯電話・PHSのフィルタリングサービス導入促進に向けた取組
未成年が携帯電話に加入する際には、親権者の同意が必要です。
従来から、同意書にはフィルタリングサービスの加入についての確認欄はありましたが、平成20年1月以降順次、親権者から申告がない場合には、フィルタリングが設定されることを明示した形でフィルタリングの意思確認が行われるようになりました。
なお、サービスの解除にも親権者の同意が必要です。
また、未成年者が契約者となっている場合には、親権者から申し込むこともできます。
各事業者では、18歳未満の既存契約者(子供名義で契約している場合)に関し、フィルタリングサービスの利用を原則とした意思確認を行い、一定期日までに親権者から申告されないと、フィルタリングが設定されます。(平成20年夏メド)
コメント (3)
最近問題になっている、パソコンや携帯の裏サイトなどにもフィルタリングは有効なのですか? あまり詳しくない母親にも、わかりやすく説明して頂けると有難いのですが…。
投稿者: 潤 | 2008年05月06日 10:04
日時: 2008年05月06日 10:04
フィルタリングが有効に働くとある程度の効果はあるかもしれませんね。
でも抜け道はいくらでも考えられます。
例えば同報メールや既成のメーリングリストの流用などです。
あまり心配ばかりしてもきりがありません。
しかも18才以降は規制から外れるわけですから。
むしろ、やがて親の元から離れることを前提にルールやマナーをきちんと教える場が必要だと思います。
子供は勿論ですが、親に対してもです。
そもそも親自身がメールでの文章作成が苦手では困りますよね。
投稿者: ムササビ | 2008年05月06日 14:30
日時: 2008年05月06日 14:30
潤さん、ムササビさん、コメントありがとうございました。
ケータイにフィルタリングを掛けると、ケータイから有害サイトにアクセスできなくなるのはもちろんのこと、ブログや掲示板等の、外部から書き込みができる形式のものすべてにアクセスできなくなります。
匿名やなり済ましで他人を中傷する場となっている学校裏サイト、出会いの場として利用されているプロフ(下部の※印参照してください)、いずれも外部から書き込みできるという共通点があることから、「それならば、そういう仕組みのサイトすべてを規制の対象にしよう」というのが現在のフィルタリングの在り方のようです。
携帯電話からできることは相当限定されることになりますので、そういう意味では、子どもの悪用防止という観点から「フィルタリングは十分に有効」と言って良いのかもしれません。
しかし一方では、
自治体が災害や食中毒などの情報を発信するブログを開設したが、フィルタリング規制によってアクセスできなくなってしまった、という問題も発生しています。
●外部から書き込みできる「コメント」機能が付いていると有害サイト扱い。それで良いのか!?
●そうかと言っても、一つ一つのサイトを中身まですべて調べて吟味することは不可能。
…といろいろと問題山積のようですが、子どもの安全・健全育成に関することですから、「まずは広く規制して、問題があれば修正する」という考え方で良いのではないかと思います。
もしかしたら、このサイトもフィルタリング対象になっているのかも!?…しかし、それも仕方ないか!?
※プロフとはプロフィールの略で、女子中高生の間で爆発的に流行している自己紹介サイト。主に携帯を使ってネット上に作る自己紹介ページで、タダだから中高生でも手軽に地洋でき、そこに自分の写真や趣味、特技などの紹介文を公開する。中には、実名や学校名、携帯番号などをためらいもなく書き込んでいる中学生もいる。
投稿者: 笠井/住民安全ネットワーク | 2008年05月07日 13:20
日時: 2008年05月07日 13:20