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山古志の春

先週土曜日、「山古志の小川」と言えば、小川さんがたくさんいる中でも、たいがい二回目か三回目に行き当たるくらいの名物男、NPOよした山古志の代表者でもある小川 茂さんを訪ねて、山古志村に行って参りました。
地震後すっかり拡幅された道路を快調に走ると、まだ雪が少し残る棚田の光景が広がってきた。

この小川さん、仕掛け人としても相当なつわもの。
自身は液晶部品関連の会社を魚沼で経営しておられる傍ら、山古志特産の「かぐらなんばん」や「やーこん」といった野菜の拡販を仕掛ける地域興しのスペシャリストだ。
「次はあれをやろう」「その次はこれをやろう」と次から次へと周りの仲間たちに働きかけていると、最近では「もういい加減にしろ」「やってもいいけど、自分一人でやれ」などと仲間から言われる、と笑い飛ばしていた。いつお会いしても、その圧巻のパワーには感心する。

ところで、先日、長岡市から観光戦略を聞いた時、「グリーンツーリズム」という言葉を何回も聞いた。
まだまだ一般的には知られていない言葉ですが、簡単に言うと「農山漁村などに長く滞在し、農林漁業体験やその地域の自然や文化に触れ、地元の人々との交流を楽しむ旅」ということになります。
山古志は当然のことながら、その対象地域。
棚田での農作業、にしき鯉の養鯉体験…ここ山古志には、発信すれば面白そうな題材がたくさんある。
しかし、
情報発信という点では、もうちょっとなんとかなるのでは!?と首をかしげたくなる点も…。
地震の注目効果も年々減少傾向にあるでしょうし、またのんびりしているとどんどん高齢化していって、長期滞在者を受け入れようとするパワーが無くなってしまうかもしれない。
全国では実際にそういう例( グリーン・ツーリズム先駆け集落 最後の民泊農家、幕へもあるのですから、もう少しネジを捲いたほうが良いかもですよ。

情報発信で何かお手伝いできることあれば喜んでお手伝いするつもりです。

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2008年04月16日 01:30に投稿されたエントリーのページです。

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