埼玉県川口市のアパートで26歳の女性が殺害された事件で容疑者と逮捕された男は、7月に同じアパートで別の女性に対して強盗強姦を行っていた男だった。
近所の人たちには、その7月の事件を知らなかった人たちも多いと言う。
強姦は女性にとっては、身体的のみならず精神的にも極めて重い被害を与える犯罪だから、犯罪被害者に対する配慮から情報が伝えられなかったことは理解できる。
しかし結果として、犯罪拡大を放置したことになって、人ひとりの尊い命が失われているだけに、「もしも」の話をしても仕方ないことと解っていても、つい考えてしまう。「近所で事件が起こっていて、それは強姦のない強盗事件だった」という内容で警戒を呼びかけることはできなかっただろうか」と。
憶測が飛んで、結局は被害者を苦しめることになってしまうのかもしれない。
強盗強姦事件の強盗のほうだけ伝えるなんていうことは、実際には難しいことなのかもしれない。
あー、でも、、、せめてもう少し何とかならなかったのだろうか。
強姦の被害に遭った女性は、おそらく相当に辛い思いをして警察に届け出たに違いないが、結局は
その「思い」が報われなかったことになるのだから…。
私の長女も東京で一人暮らし。
もしも…と考えただけでゾッとしてしまう。