[ カテゴリー:生活 ]

進化する夏の下着 より涼しくきれいに

クールビズと節電意識の定着で、直接肌に触れる下着は機能性が重視されるようになった。蒸し暑い日本の夏。涼しく快適に、しかも美しく過ごせる下着を探してみた。(戸谷真美)

◆ブラジャー

女性用ではカップ付きの肌着の愛用者が増える一方、ブラジャーも進化している。ワコール(京都市南区、お客様センターフリーダイヤル0120・307・056)では今春、汗がたまりやすいカップ下部に工夫を凝らした「風と谷間のブラ」(5色、5565~6090円)を発売。カップ下部の内側と外側にメッシュ生地を使用し、空気が通る設計。溝を入れて通気性を良くしたパッドは、カップ上部に入れる。

小田急百貨店新宿店(東京都新宿区)の同社売り場スタッフ、金井梨紗さんは「カップ付きの肌着は楽ですが、薄着になる季節なので体のラインが出やすく、涼しいブラジャーを探す人が多い」。金井さんによると、一昨年の東日本大震災や猛暑の影響で、下着選びを重視する人が増加。従来の「透けにくい」「線が見えにくい」というニーズに加え、「快適できれいに」という要望が多いという。

軽量化することで着心地の良さを追求したのが、トリンプ・インターナショナル・ジャパン(中央区、フリーダイヤル0120・104256)の「フリーブラ」(4色、5565~5880円)。重さは約50グラムで同社の他の製品に比べ、20~30グラム軽い。カップ部分のメッシュ素材は、肌側が外側に比べて大きな生地で、肌に当たる部分が少ない分、べたつきを抑えられる。乾きやすいため、部屋干しにも便利だ。

◆補整下着

細身のパンツの流行でおなかや太ももの補整に欠かせないガードル。同社の「シェイプセンセーション」シリーズのロングガードル(5色、5250~5775円)は、ヒップの周りは圧が高く、足の付け根など蒸れやすい所はメッシュ。伸びる素材で、締め付けも少ない。開発に携わった河野智美さんは「はくときは胸と同じように、お尻の下を持ち上げるようにするときれいにはけます」とアドバイスする。

◆男性向け

男性の下着も進化している。三越日本橋本店(同、(電)03・3241・3311)のセールスマネージャー、杉山啓之さんは「素材の機能性だけでなく、スタイルを考えたものが増えた」と話す。

白いシャツに映らないよう、ベージュ色で端に縫い目のないものや、女性用と同様に汗取りパッド付きも。乾きやすく、汗や臭いもケアできる。

一方で、昔ながらの強撚糸(きょうねんし)を使った綿の肌着も年配の人や和服を着る人を中心に好調という。杉山さんは「現代の技術と伝統的な知恵。ライフスタイルに合わせて選び、夏を快適に過ごしてほしい」と話している。

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/medical/snk20130608542.html

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