土地の有効活用などを図るため、長岡市に、大規模な太陽光発電所、「メガソーラー」が建設されることになりました。
長岡市では、土地の有効活用や再生可能エネルギーの推進を図ろうと企業の誘致を行った結果、新潟市の投資会社や建設会社など3つの企業が、メガソーラーの建設と運営を共同で行うことになりました。
メガソーラーは、住宅地として開発されたものの、買い手がつかないままだった長岡市高頭町のおよそ3点8ヘクタールの土地に建設され、事業費はおよそ8億6000万円で、9400枚あまりの太陽光パネルが設置されます。
設置にあたっては、冬の間の積雪を考慮してパネルを置く台の高さを通常より高い2メートルにするほか、パネルの傾きも通常より角度をつけて、雪を落としやすくするということです。
年間の発電量は、一般家庭のおよそ600世帯分に相当する2000メガワットあまりで、発電した電気はすべて、東北電力に売却される計画です。
メガソーラーの建設は、ことし5月ごろ始まり、12月からの運用を目指しています。
企業を誘致した長岡市産業立地課では、「雪国である長岡で、メガソーラーをビジネスとして成り立たせ、新たな事業者の参入や経済の活性化を期待したい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034644061.html?t=1390668630663