[ カテゴリー:医療, 生活, 社会 ]

糖尿病の一番怖い症状「低血糖症」を犬が教えてくれる―英研究

多くの糖尿病患者が存在する現代社会。米国には2,580万もの人が糖尿病に苦しんでいるといわれています。「隠れ」糖尿病の人も含めると、数えきれないほどの数に。

中でも、糖尿病で一番怖いのが、低血糖症。器官内のインスリンが過剰となり、昏睡(こんすい)状態に陥ってしまうことを言うのですが、これが命取り。

 

この低血糖症が起こった際には、糖分を摂(と)るなどしてその場をしのぐことが出来るのですが、「いつ」「どこで」が予測不可能であるため、寝ている間に起きてしまうと大変なことになってしまいます。そのまま亡くなってしまうケースも多いそう。

 

そんな中、糖尿病患者の救世主となる存在が!

 

その救世主とは、なんと犬。

 

犬には鋭い嗅覚があり、この嗅覚をうまく利用できないかと目をつけたブリストル大学の研究員たちがさまざまな実験を行い、メディカル・ディテクションドッグセンターが犬たちの訓練を行ったそう。

 

この訓練は、患者の低血糖に変化が現れると分泌される「汗の中の物質」を嗅ぎ付け、「ほえる」や「舐(な)める」などの行為で人に知らせるように教えるというもの。

 

5歳~66歳の患者たちの元で訓練を重ねた結果、17匹の訓練犬はこの低血糖症を探知できるようになったそう。素晴らしいですね!

 

チームリーダーのルーニー医師は「この探知犬が公認されるようになれば、多くの患者たちが救われることになる」と述べています。

 

毎日のように血液検査を行い、一日中血糖値に気を張りながら生活をしている糖尿病患者。この頼もしい犬たちが登場すれば、生活が一変するのは間違いないですね。今後の動きに要注目!

 

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

 

参考:Dogs Can Be an Early Warning System for Diabetics
http://www.psychologytoday.com/blog/canine-corner/201309/dogs-can-be-early-warning-system-diabetics

http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-681141.html

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