国内で60年以上行われている非配偶者間人工授精(AID)で生まれた子どもへのサポート体制が未整備のままだ。大人になって突然事実を知った人が、精神的トラブルに陥るケースも報告されており、対策が急がれる。
AIDは、子どもができない夫婦のために第三者から提供を受けた精子を人工授精する。1949年に慶応大病院(東京)で最初の子どもが誕生した。2012年7月時点での日本産科婦人科学会への登録施設は15あり、これまでに1万人以上が生まれたとされる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130801-00010000-yomidr-hlth