来年の春に卒業する予定の大学生などを対象にした合同の企業説明会が新潟市で開かれました。
この説明会は県内で就職を希望する学生を対象に「ハローワーク新潟」などが開いたもので、来年春に卒業する予定の大学生や専門学校生など、６５０人あまりが集まりました。会場には合わせて１１８の企業や団体のブースが設けられ、学生たちが担当者から仕事の内容について説明を受けていました。参加した大学４年の男子学生は「まだ業界は絞っていませんが、ことしは参加している企業も多いので、チャンスもたくさんあると期待しています」と話していました。新潟労働局によりますと、この春卒業した県内の大学生の就職内定率は９３・４％で、前の年に比べて１・３ポイント改善し、リーマンショックで雇用情勢が悪化する５年前の水準を上回っていて、ことしも採用数の増加が期待されるということです。
ハローワーク新潟の山口慎一所長は「景気対策の効果が徐々に現れ求人を増やす企業が増えている。就職活動をしている学生にとっては選択肢が増えるのではないか」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034311161.html?t=1368459913845
