小千谷市の伝統行事、「牛の角突き」が始まり、観光客など大勢の人でにぎわいました。
小千谷の「牛の角突き」は、牛どうしで激しく角を突き合わせて押し合う伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。3日は、小千谷闘牛場でことし最初の「牛の角突き」が行われ、3歳から17歳までの牛、あわせて56頭が出場しました。
「勢子」と呼ばれるはやし手の「ヨシター」というかけ声にあわせて、およそ1トンの牛どうしが、激しく角を突き合わせると、観光客など訪れた人たちから大きな歓声が上がりました。
小千谷の「牛の角突き」は、勝敗をつけないのが特徴で、角の突き合いが終わると、観客から盛んな拍手が送られていました。
横浜市から家族で来た小学5年生の男の子は、「とにかく牛が大きくて驚きました。2頭の牛がこちらに迫ってくるようでとても迫力がありました」と話していました。小千谷の「牛の角突き」は、11月まで毎月1回行われます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034045871.html?t=1367601779675