27日、長野県白馬村の北アルプス・白馬岳で、雪崩に巻き込まれて行方が分からなくなっている56歳の女性について、警察は、28日朝から捜索を再開しました。
27日午前10時半ごろ、白馬村にある白馬岳の白馬大雪渓付近で、岐阜県から登山に訪れていた6人のグループのうち、4人が雪崩に巻き込まれました。
このうち3人は、ほかの仲間に救助されましたが、岐阜市の56歳の女性の行方が分からなくなっています。
警察は27日、歩いて山に入り、捜索に向かいましたが、暗くなって危険なため、いったん下山しました。
そして、28日午前6時20分ごろ、警察官や民間の救助隊員がヘリコプターで現地に向かったほか、地上からも捜索を再開しました。
警察によりますと、6人は、登山やスキーを楽しむため、27日から2泊3日の予定で、白馬岳に入っていたということです。
グループのメンバーは、近くでほかにも登山者を見たと話しているほか、周辺の山小屋に、連絡がないまま、来ない人がいるという情報もあり、警察が確認を進めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130428/t10014243651000.html