7日、長岡市で、自宅の車庫の屋根から雪おろしをしていた78歳の男性が転落し、病院に運ばれましたが死亡しました。
新潟県によりますと、県内でこの冬、除雪作業中の事故による死者は、これが初めてです。
7日正午すぎ、長岡市高町2丁目の無職、遠藤公太郎さん(78歳)が自宅の車庫のそばで倒れているのを妻が見つけました。
遠藤さんは市内の病院に運ばれましたが顔や胸などを強く打っていて、およそ4時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、車庫のそばには、はしごが倒れていたということで、警察は、遠藤さんが、はしごにのぼって車庫の屋根に積もった雪を下ろしている際に誤って転落したものとみて、詳しく調べています。
県によりますと、この冬、7日までに県内では除雪作業中の事故で58人がけがをしていますが、死者はこれが初めてだということです。
本格的な雪の季節を迎え、雪に関係した事故が増え始めていることから県は、除雪作業の際には、屋根に上るはしごを固定し、1人で作業しないようにするなど安全対策を十分とるよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034639401.html?t=1357575901017