新潟市を走る路線バスで、JR東日本が発行する「Suica」などのIC乗車券が来年3月から利用できることになりました。
これは18日新潟市で開かれた会見で新潟交通とJR東日本新潟支社、それに新潟市が明らかにしたものです。
IC乗車券はICチップが入ったカード型の乗車券で、通勤や通学の情報を記録し定期券として使ったり、電子マネーとして使ったりすることができます。新潟交通では乗客の利便性を高めようと新潟市などから補助金を受け、IC乗車券に対応したシステムを導入し、来年の3月23日から市内を走る路線バスでJR東日本が発行する「Suica」や、JR西日本の「ICOCA」など、全国10種類のIC乗車券が利用できるようになるということです。IC乗車券が利用できるのは、路線バス446台で、高速バスは対象にならないということです。新潟市は「利便性が高まることで観光客の増加を期待したい」と話しています。IC乗車券については佐渡汽船でも新潟と両津を結ぶカーフェリーで来年の3月から利用できるよう準備を進めているということです。