新潟市保健所は13日、JA新潟みらい(同市南区)から出荷されたカブから、残留農薬の基準値(0・10ppm以下)をわずかに上回る農薬トリクロルホン0・12ppmを検出したと発表した。市は同JAに出荷分のカブの回収を命令した。
同JAによると、カブは1農家で生産されたもので、JA新潟みらいを通じ、今月7、9の両日、計345箱分が県内全域に出荷されたという。
同保健所によると、検査は県が同10日、1箱15束入りのカブからサンプルを抽出して実施した。トリクロルホンは、劇物に指定されている有機リン系殺虫剤だが、市保健所は、今回のカブについて「食べても健康に影響はない」としている。
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