上越市の3つの小学校で児童がおう吐や下痢などの症状を相次いで訴え、このうち2つの学校で学年閉鎖となり、新潟県は感染性の胃腸炎の可能性があるとして調べています。
上越市によりますと上越市の東本町小学校で、3日、児童67人がおう吐や下痢などの症状を訴えて休んだほか、近くの大町小学校でも22人が休むなど、市内の3つの小学校で胃腸炎の症状を訴える子どもが相次ぎました。県と市では感染性の胃腸炎が集団で発生した可能性があるとして、2つの学校を学年閉鎖にして調べています。感染性の胃腸炎をめぐってはノロウイルスなどを原因とする患者が、ことしはこの5年間で最悪のペースで増加していて、厚生労働省はうがいや手洗いなど予防の徹底や調理器具を清潔に保つよう呼びかけています。上越市でも先月、国府小学校でノロウイルスによる感染性の胃腸炎が集団で発生し、学校が3日間閉鎖されました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033922881.html?t=1354556059441