新潟市で中学2年生の男子生徒を殴ってけがをさせたなどとして同じ学年の男子生徒が傷害などの疑いで逮捕された事件を受け、市の教育委員会は生徒からの相談に応じるため週に2回、専門の職員を派遣することになりました。
新潟市内の中学2年の男子生徒が同じ学年の男子生徒の腹を殴ってけがをさせたほか、生徒指導の教師の腰を蹴ったとして、今月6日、傷害と暴行の疑いで逮捕されました。
学校は逮捕された男子生徒が仲間とともにいじめを繰り返していた疑いがあることを全校生徒を対象に行ったアンケート調査で、把握していたものの、事件を防ぐことができませんでした。
今回の事態を受け、市の教育委員会は、生徒の相談に応じる専門の職員2人を週に2回学校に派遣し、生徒のケアにあたることになりました。
中学校の校長は「事件以降、夜眠れないなど、漠然とした不安を訴える生徒が多く見られる。教育委員会と協力して、生徒たちを支えていきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033523171.html?t=1353028245325