今年県内で収穫されたコメの猛暑などによる品質低下について、専門家らが生産技術の検証などを行う第1回新潟米生産技術研究会(座長・県農林水産部岡村均技監)が、新潟市内で開かれた。
研究会は、今年7月に開かれた新潟米生産対策会議を受けて、品質低下を防ぐ生産技術の向上のため、専門家も交えて検証や研究を行うのが目的。研究会では、専門家から「各地域での作付け時期(の違い)により、品質に差が生まれた」などの指摘があった。
研究会では今後、各地の農家に対してアンケートや聞き取り調査を実施し、より詳しい実態を把握した上で、2回目の会合を今月下旬に開催する。また来年1月中旬に予定している生産対策会議で研究結果を報告し、13年度の生産技術対策を話し合う方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000116-mailo-l15