長生きできるか・できないか、どちらかを選べと言われれば「長生きしたいな~」と普通は思いますよね?
ただ、寿命は生活習慣に大きく影響を受けてしまいます。喫煙は体に悪いといったイメージがありますが、それ以外にも寿命を縮めてしまう習慣が幾つもあるとご存じでしょうか?
そこで今回は、厚生労働省の情報を参考に、タバコ級に寿命を縮めてしまう悪習慣を4つまとめました。ぜひともチェックしてみてください。
■1:運動不足で毎年5万人近くが亡くなっている
最初のNG生活習慣は運動不足。運動不足は体に悪いといった印象がありますが、実際に運動不足で病死してしまった人は年間で5万人近く存在するそう。
特に循環器系の病気やがんには要注意。運動とはスポーツだけでなく、家事や育児なども含まれますので、運動不足の人は1日10分でも体を動かす時間を増やしたいですね。
■2:塩分の過剰摂取で年間3万人以上が亡くなっている
次のNG生活習慣は塩分の過剰な摂取。日本人の食事には塩が多く使われていますので、特に要注意ですね。
塩分濃度の高い食品や塩の摂取は、過剰になると胃がんリスクを高めると知られていますし、日本人には胃がん患者が実際に多いというデータも……。
塩分の過剰摂取はがんのみならず、高血圧を招き、循環器系の病気も引き起こします。塩分の過剰摂取で年間3万人が亡くなっているそうですので、ドキッとした人は日々の食事を見直したいですね。
■3:飲酒で年間3万人近くが亡くなっている
次は飲酒。大人になると、お酒の力を使って全てを忘れたくなる夜もあるはずですが、飲み過ぎも寿命を縮める要因に……。
飲酒は各種のがんリスクを高めると知られています。実際に飲酒が原因で年間3万人ほどが亡くなっているそうですので、お酒の飲み過ぎには要注意。
女性は1日350mlの缶ビール1本、ワインはグラス1杯までが限度とされています。それ以上飲んでいる自覚のある人はお酒の量を減らしたいですね。
■4:野菜や果物不足で年間1万人近くが亡くなっている
最後は野菜や果物不足です。野菜や果物の不足はがんのリスクを高めると考えられていますし、循環器系の病気のリスクも高めると分かっています。野菜不足で年間1万人近くが亡くなっているという統計も……。
できるだけ野菜や果物の摂取量を増やし、各種の病気を未然に防いで寿命を伸ばしたいですね。
以上、喫煙と同じく寿命を縮める各種の生活習慣をまとめましたが、いかがでしたか? 運動不足、食塩の過剰摂取、飲酒、野菜や果物の不足など、放っておくと誰もがやってしまいがちなNG習慣。十分に注意したいですね。
http://wooris.jp/archives/166346