皆様、お久しぶりです。笠井です。
新ブログへの投稿第一号です。
投稿第一号として相応しくないかもしれませんが、サーバー移転の間にあった出来事を、ご紹介したいと思います。
まず、表題の「息子からたしなめられる馬鹿親」とは私のことです。
実は、先日こんなことがありました。
高校3年生で、あまり学校に行く必要のなくなった息子は、ここのところ朝も昼もバイトに明け暮れているのですが、その息子から、「たまに何か美味いものが食べたいよー」「肉が食べたいよー」と言われ、最近めっきり肉を食べたくなくなった私ですので、息子を連れていく時でもなければ行くこともないか!?と思い立ち、久しぶりに(ホントに久しぶりに)ステーキ店に連れて行ったのでした。
料理を待っている間、息子が「ここのお店は、賄いがお肉料理なのかなぁ!?」とボソッ。
何のことかと店内を見渡すと、なるほど、スタッフの皆さんはどの方も体格の良い方々ばかりだ。
その中で特に体格の良い男女スタッフお二人がレジのところで話し合っている光景が目に止まったので、そのお二人の姿を少し皮肉って、私は息子にこう言いました。
「ほら見ろ、あの二人、八百長の相談しているぞ」
そう、ちょうどその日の昼、大相撲の八百長事件のことがニュースで盛んに放送されていたのです。
うまいだろ!?なかなか頭の回転が速いだろ!?的にニヤリ顔で言っていた私に、息子は顔色一つ変えず、私にこう返してきました。
「なるほどね、確かに時事ネタではあるけれど、人の姿形を捉えて、そんなふうに言うのはまったく感心しないねぇ」
ガーーーーン!!
お前がキッカケを作ったから、それに乗ってやっただけなのに、なんだその言い草は?と文句の一つも言ってやりたいところでしたが、あまりにももっともな意見に、何も切り返すことができず、ちょいとバツの悪い思いをしながら、早々に食事を済ませたのでした。
はぁーーー、私は、息子にたしなめられる馬鹿親です。