高齢者に多く見られる、物忘れや判断力が低下していく脳の病気、アルツハイマー病。近年では40代からも発病する事例が増えてきているようです。
予防には興味があるけれど、脳の健康のためにいったい何をすればいいのか、具体的な予防策がわからない方も多いのではないでしょうか。
そのアルツハイマー病を予防&改善が期待されるとして、今、ココナッツオイルに注目が集まっています。
■脳の活動をサポートする中鎖脂肪酸が豊富
『アルツハイマーの改善&予防に!ココナッツオイルでボケずに健康』を刊行した株式会社主婦の友社のレポートによると、ココナッツオイルによるアルツハイマー予防や治療効果は、米国人医師メアリー・T・ニューポート氏が発見。
すでに米国の36%の人に改善効果が認められ、加齢制御医学の大家でもある順天堂大学大学院教授・白澤卓二先生も推奨しています。
アルツハイマー病になると神経細胞がエネルギー源としているグルコース(ブドウ糖)を使うことができないガス欠状態になり、様々な認知障害を引き起こします。
その際、別のエネルギー源として脳の活動をサポートしてくれるのが、中鎖脂肪酸が肝臓で分解されてできるケトン体。ココナッツオイルには、その中鎖脂肪酸が豊富に含まれているのです。
■1日2杯のココナッツオイル健康法
健康向上やアルツハイマー病予防に効果が期待できるココナッツオイルの摂取量は、1日大さじ2杯が目安。普段の飲み物や食事にココナッツオイルを“ちょい足し”するだけなので、とっても簡単です。
(1)コーヒー
コーヒーに入れればカフェで人気のフレーバーコーヒー風に。コーヒーの苦味がマイルドになり、ノンシュガーでも美味しく飲むことができます。
(2)スープ
コーンスープやかぼちゃのスープなどポタージュ系のスープによく合い、味に深みが増します。インスタントスープに混ぜるだけでもOK!
(3)トースト
固まったココナッツオイルをトーストにバターのように塗るだけ。甘い香りが引き立ち、デザートとしてもおすすめです
ココナッツオイルは様々な飲み物や食べ物と相性がよく、普段の食事に簡単に取り入れ、そしてアレンジすることが可能です。その甘い香りを楽しめるのも魅力の1つですよね。早めのアルツハイマー病対策として、是非実践してみてください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141128-00051936-nkcareism-life