普段、子どもと一緒にすごす時間の中で、子どもの自立のために何か特別意識して実践していることはありますか? あまりないという方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、最近では自立ができない子どもが増えていると言われており、普段の生活の中でより一層親のサポートが必要となります。
そこで今回は、海外のサイト『wikiHow』などの記事を参考に、“子どもの自立のために親がするべきこと5つ”をご紹介します。
■1:“人と同じでなくても良い”ということを教える
“他の人と同じでなくても良い”、“他の人の真似をしなくても良い”、“みんなと同じことをしなくても良い”ということを教えてあげましょう。また、悪いことと正しいことを教えてあげましょう。
そのうち、子どもはいろいろなことを自分で判断していくようになります。もちろん、初めのうちは間違った判断をすることもあるでしょう。しかし、暖かく見守ってあげてください。自立のために大切な過程です。
■2:お手本になる
親は、子どものお手本にならなければなりません。子どもは親を真似しようとします。自分で判断できる自立した大人になるためには、親が正しい行いをして見せてあげる必要があります。
また、正しい身の振る舞い方や判断については、言葉で説明してあげましょう。
■3:プライバシーを尊重する
自立した大人に育って欲しかったら、子どものプライバシーを尊重してあげましょう。何でもかんでも親が干渉してはいけません。子どもには子どものテリトリーがあります。
こうしたことを通して、“他人のプライバシーを尊重する”ということも学ぶでしょう。
■4:健康的な生活を送らせる
体に良い食生活をさせてください。ジャンクフードや冷凍食品ばかり食べることのないように。そして、おもいきり運動したり、外で遊んだりするようにしてください。正しい生活リズムで夜はしっかり眠るように。
こうしたことは、ポジティブな生活態度につながります。自分に自信を持つこともでき、やがて自立につながっていくのです。
■5:失敗を経験させる
自分で取った行動には責任を持たせるようにしましょう。そして、たとえそれが失敗であったとしても、そこから自分で何かを学ぶはずです。失敗させないようにしたり、すぐに助けたりするのではなく、失敗させてそこから本人自身で学ぶようにさせてください。
人生は偉大な教訓に満ちています。そして、子どもは自分でそれを学んでいくものなのです。
以上、“子どもの自立のために親がするべきこと5つ”でしたが、いかがだったでしょうか? 最近では、心配した親がいろいろと子どもの先回りをして、子どもに多くのことを経験させなかったり、結果的に成長のチャンスを奪ってしまったりしていることも多いようです。
普段の子どもとの生活の中で、少し意識してみてはいかがでしょうか。
http://wooris.jp/archives/125834