[ カテゴリー:生活, 食育 ]

原因は食べ物かも!「冬のツラ~い冷え性」を悪化させちゃう食材とは

ひと口に“冷え性”といっても、身体全体の冷え、手足の末端の冷え、顔は火照るけど下半身が冷える……など様々な症状がありますよね。

寒い時期はとくにツラ~い身体の冷えですが、みなさんは冷え性対策として、“食材選び”は意識していますか? その選び方によっては、ますます冷え性を悪化させてしまうこともあるというんです!

そこで今回は、国際中医薬膳師の吉原典子さんに、中医学の観点から“冷え性”の人が注意すべき食材についてお話をうかがってきましたのでご紹介します!

 

■食物には“寒・涼・平・温・熱”という5つの性質がある

「中医学では、食物の性質を寒・涼・平・温・熱の5つに分けて考えます。これは食べて身体に生じた反応のことをいいます。

たとえば、“寒・涼”の性質を持つ食材は身体を冷やし、余分な熱をとる作用があります。その一方で、“温・熱”の性質を持つ食材は身体を温める作用があります。“平”はどちらにも偏らない、穏やかな作用の食材のことです」と、吉原さんはいいます。

食材を選ぶ際には、身体を冷やすのか、温めるのか、この点をまずは意識してみましょう。

 

■冷え性の人が摂り過ぎ注意な食べ物は

冷え性の原因は、寒い場所にいることが多かったり、冷たい飲食物を過剰に摂取したりなどの“外的な原因”と、虚弱体質、病後といった“内的な原因”があるといいます。

「冷え性の症状や原因も人それぞれですが、食材の選び方として共通していえることは、消化の悪いもの、生もの、揚げ物、冷たい飲食物・身体を冷やす寒・涼の性質の食材の摂り過ぎには気をつけましょう」

トンカツや天ぷらなどの揚げ物も、身体を冷やす要因になるというのは知らなかった方も多いのではないでしょうか? ついつい美味しくて食べ過ぎちゃった……ということにならないようにしてくださいね。

 

■バランスが大事! 身体を冷やす寒・涼性の食材も少しだけ食べよう

では次に、身体を冷やす食材はどのようなものがあるのでしょうか? 吉原さんにうかがってみたところ、夏野菜、果物、貝類の中に多くみられるとのこと。具体的な食材としては、次のものだそうです。

(1)夏野菜・・・瓜類(きゅうり、冬瓜)、トマト、茄子、レタスなど

(2)果物・・・バナナ、パパイヤ、スイカ、メロン、キウイフルーツなど

(3)貝類・・・あさり、しじみ、はまぐり、かになど

これを知り、「身体を冷やす食材を摂るのはやめよう」と、つい思いがちですが、それもNGとのこと。

「食材を選ぶときは、“冷え性だから”と、温・熱の性質の食材だけを摂るのではなく、温・熱性の中にも少しだけ寒・涼性のものも取り入れ、バランスの良い食事を心がけるようにしたいですね」

 

以上、中医学の観点から“冷え性”の人が注意したい食材についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

流行りのスムージーの朝食についても、寒涼性の食材を組み合わせ、生でジュースにしているので、とても身体を冷やすと吉原さんはいいます。冬はとくに身体が冷えやすいですから、スムージーではなくあたたかいスープの朝食がオススメとのことです。ご参考にしてみてくださいね。

http://wooris.jp/archives/121087

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