クックパッド ダイエットのダイエット・トレーナーで管理栄養士の水谷俊江です。寒い冬、体を温める効果がある成分を含んだ食材が大活躍ですよね。その代表的な食材が「生姜」。ダイエットや美容のために、チューブの生姜を持ち歩いたり、生姜をトッピングして食べるという方もいらっしゃるとか。今回は、生姜パワーを最大限に利用する方法を管理栄養士目線でまとめてみました。
体を芯から温めるにはショウガオール
加熱した生姜が良い
体の芯から温かくなりたい時は生の生姜ではなく、加熱した生姜を摂ってください。生の生姜の辛味は主にジンゲロールと呼ばれる成分で、加熱するとジンゲロールはショウガオールに変化します。
ショウガオールは、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質を胃腸部分に作り出し心臓からの血液の拍出量を増やします。このとき、腹部の血行がよくなるため体の芯から温まります。
ダイエット効果は?
ショウガオールは血中コレステロールを下げる働きがあります。体脂肪を分解し、遊離脂肪酸という筋肉で消費されやすい状態にするのです。ダイエット中は、加熱した生姜を食べたり、飲んだりしてからウォーキングや筋トレをすると、効果が出やすいかもしれません。
いかがでしたか?生姜は生ではなく加熱してから食べた方が、体を温める効果がでやすいのです。紅茶を飲むときに一緒にすりおろした生姜を入れて、体の芯から温めてくださいね。
著者:クックパッド ダイエットラボ 管理栄養士:水谷 俊江
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