私たちは人生の中で道に迷ってしまったり、行き詰まりを感じてしまったりすることがあります。その時は自分の人生を振り返り、自分自身に質問を投げかけるための時間を作ることが必要です。これから紹介することを、ほんの1時間実践するだけで、自分の方向性を見直す手助けとなるでしょう。
ベストセラー作家であるGreg McKeown氏は最近、LinkedInのブログで親しい友人との会話を取り上げています。その友人は現在完治していますが、腎臓がんを患っていた時期があり、それが人生を見直すきっかけになったと言います。McKeown氏は、死に直面していた時に自ら問いかけていた質問を友人から聞き、誰もが実践できるような形にアレンジしました。
1. できれば、ゆったりとした時間の流れを感じられる自然の場所に身を置くこと。現代社会のせわしない生活からいったん離れること。
2. 「あと1週間しか生きられないとしたら、何をする?」という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書くこと。
3. 「あと1カ月間しか生きられないとしたら、何をする?」という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書くこと。
4. 「あと1年間しか生きられないとしたら、何をする?」という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書くこと。
5. 「あと5年間しか生きられないとしたら、何をする?」という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書くこと。
6. 「人生が1度しかないとしたら、何をする?」という質問を紙に書き、10分間考え答えを書くこと。
7. 最後に、「自分の答えをより現実に近づけるために、今週の日常生活をどのように設計するか?」を考えながら、上記の書いた答えを10分間かけてすべて読み直すこと。
自分の死や命の終わりについて深く考える時にしか、人生を振り返らないこともあるでしょう。ここで登場する質問の共通点は「限られた人生で何をするか?」という問いで、人生で自分が何をしたいかを考えるのに役立つ材料となります。自分をごまかさずに正直に答えを書いたら、きっと驚きの発見があり、人生における新たな道を見つけ出せるでしょう。
http://www.lifehacker.jp/2014/12/141219recaliable_one_hour.html