エボラ出血熱が蔓延(まんえん)する西アフリカに滞在し、都内で発熱を訴えた40代男性の事例を受け、県は28日、初めてエボラ出血熱の警戒本部会議を開き、県警や県交通政策課などの関係部局と情報共有や今後の対応確認を行った。北京出張中の泉田裕彦知事に代わり、坂井康一危機管理監が万全な準備や対応の必要性を訴えた。
会議では世界での発生状況や厚生労働省からの指示内容などを確認。11月中旬には検疫所や保健所などの職員を対象に、「発生対応研修会」を開き、感染防止を踏まえた医療対応を行うことを決めた。
県はエボラ出血熱の流行国に渡航し、帰国後発熱などの症状が出た場合、保健所に連絡し指示を仰ぐよう呼びかけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141029-00000014-san-l15