秋は、クマがこれからの冬眠に備えて、食べ物を求めて活発に行動します。
秋の山のキノコ狩りなどでは、クマと出遭わないようご注意ください。
それでも、もしも出遭ってしまったら…以下、現役ハンターからの助言に基づき対策をまとめましたので、参考にしてください。
【出会ったら必ず襲って来るか?】
熊は本来、臆病で慎重な動物、人間とは出来るだけ接触しないようにしています。 威嚇をする場合もあります。
◎昔から伝えられているように、熊避け鈴・ラジオ等で「ここに人間が居るよ」と教える事がとても大切です。 相手の縄張りを犯しているのは、人間なのです。
【もし出会ってしまったら・・ 】
1.難しいですが、慌てない。
2.静かに立ち去る。
3.背中を見せて走って逃げない・・犬も同じですが、逃げると追いかけます。
4.逃げる事が出来ない場合、地面に伏せ(腹部を守る)、両手で首(頚動脈)をガードし、立ち去るのを待つ。
5.小熊を見たら、即下山。
●逃げ切れない・・山に入る時は、カマ・ナタ・大型ナイフ等を持参し、最悪・・戦う。
※体験:戦うと以外と怪我は少ないものです。
◎熊の撃退スプレーも市販されておりますが(¥13000位)、噴射時間8秒位・薬液飛距離7-9m。
☆風向きに注意しないと、自分が浴びる事に。
□助言者が撮影した画像
桐の木の洞の蜂の巣を食べようと、熊が爪と牙で樹皮を剥ぎとり穴を空けたものです。木の直径50cm>