教育熱心なママが増えていると言われています。みなさんも、お子さんの成績が気になりますよね? だとしたら、子どもが一生懸命勉強している姿を見て、安心していてはいけません。実は、良い勉強方法と言われているものの中には、間違っているものもあるというのです。
そこで今回は、アジアの親のライフスタイルを紹介するサイト『the asian parent』の記事を参考に、“効果的だと勘違いされている勉強法”を5つお伝えします。
■1:勉強は夜中にさせる
夜中まで勉強させるのは大きな勘違いです。睡眠時間を削って夜遅くまで勉強すると、次の日ぼーっとしてしまったり、集中できなかったりして明らかに勉強の効率が落ちます。
子どもには、必ず夜の睡眠時間は確保するように言ってください。
■2:とにかく長時間勉強させる
子どもが長時間勉強に取り組んでいると、親はついつい安心してしまうかもしれませんが、これも完全な思い過ごしです。成績をあげたかったら、勉強時間は全く関係ありません。
いかに効率良くポイントをおさえた勉強をするか、ということが最も重要であって、一日中意味の全く分からない教科書を読み続けていていても、成績は全くあがらないでしょう。
■3:テスト直前に詰め込み学習
時間をかけて着実に積み重ねを行った学習方法のほうが、確実に記憶に定着します。テスト直前の暗記は全く意味がありません。
子どもには、日頃からテストに備えて勉強させなければなりません。
■4:勉強に集中できるように子どもをひとりにする
これも親の大きな勘違いです。大人であっても、インターネットや、TV、ゲームなど周りにあるなかで、勉強に集中するのは大変なことだと思いませんか? 子どもなら、なおさらです。よっぽど強い意志がないと、ひとりで勉強に集中することはできません。
住宅メーカーでは、子ども部屋ではなく、ママの気配を感じられるリビングで勉強していた子のほうが成績が良いという研究結果に基づいて、あえてキッチンの横に勉強できるスペースを作るところもあるようです。
■5:みんなと同じ勉強方法をさせる
もちろん、子どもが理解しやすい勉強方法はあります。しかし、それにこだわりすぎる必要はありません。人と違った勉強方法に不安を感じることもあるかもしれませんが、子どもはみんなそれぞれのやり方で勉強するべきなのです。
以上、“効果的だと勘違いされている勉強法”を5つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ひとりとして同じ子どもがいないように、その子にあった勉強方法もそれぞれ違います。その子にあった効果的な方法であれば、勉強も楽しくなるはずです。ぜひ、子どもと一緒に勉強方法を工夫してみてください。
http://wooris.jp/archives/98890